誇り高きドン・キホーテ
前回に引き続き、夏の公演の話題を(遅すぎ)。
8月に「チェ・ゲバラ」を見てきました。
歴史の好きな私にとって、大変興味深く見ることができた作品でした。
キューバ革命は比較的近現代の出来事で、古い時代よりも情報はあるんですが、それでも歴史は一方向から見ていただけでは分からないということ。
そして、当たり前かもしれませんが、キューバが一朝一夕に今のキューバになったのではないということ。
多くの人がいて、多くの視点があって、今の世の中になった。その面白さと悲しさを感じました。
そして、いかにもキューバらしいラテン・ミュージックの数々。キューバの海や山など美しい自然が見えてくるかのようでした。
イシちゃんのエルネスト(チェ)・ゲバラ。
カストロに出会い革命を志すまでは武器すら手に取ったことがなかったというのは意外でしたが、「英雄」というだけではなく、困っている人を放っておけない優しさがひしひしと感じられました。
アルゼンチンに生まれながら「キューバにいれば俺はクバーナだ」と言えるような、その土地の人間の気持ちになれることが、あの行動力に繋がったのだと思います。
けれど、ゲバラも決して完ぺきではない。
キューバの人々を愛し、キューバの人々に愛されながらも、革命の理念だけでは国民の生活を支えて行けず(つくづく、革命後というのは難しい時代だと言わざるを得ません)、かといって政治家として割り切ることもできない。
そのために、動かしがたい自分の理念を生かせる場所―自由を求める他国の人々のために戦おうと、キューバを出て命を落としてしまう不器用な男でもあります。カストロが歌った「誇り高きドン・キホーテ」という言葉がピッタリなのではないでしょうか。
理想のためにしか生きられなかった人といえばそうかもしれませんが(ゲバラ自身もそのようなニュアンスのことを言ってたし)、「人々に寄り添いたい」という思いの強さに胸を打たれました。
そして、その思いから生じたような、死をも恐れぬ最期の言葉「よく狙え」が哀しかったな…。
おだちんのフィデル・カストロ。
渋いっ!ほんとに新公学年ですか?ってくらい(笑)渋い。
「キューバの人々を救いたい」と革命を起こした最初の気持ちから、革命後、苦悩の果てに、国民の生活を守るため社会主義へ舵を切らざるを得なかったを心情を、大人の男として見せたのがすばらしい。
熱い友情で結ばれながら、社会主義国家に反対するゲバラはキューバを出て行ってしまうのですが、彼を思って「誇り高きドン・キホーテよ」と歌う前述の歌には涙が出そうになりました。
あと、それとは対照的なんですが、「アレイダはエルネストの奥さんみたいだなあ」とからかうところは等身大の雰囲気が出て可愛かったな。めっちゃニヤケてたもんなぁ(笑)。
あましのアレイダ。
勇敢で頭脳明晰。山中に隠れているカストロの陣営にたった一人で軍資金を届けに行くような勇気のある女性です。
こういう人だからゲバラも惚れたんでしょうね(同志愛と共に敬愛の念を感じているのが見て取れました)。
と思いつつ、「いかに英雄・ゲバラでも奥さんは近場で見つけるんやなあ」と、しょうもないことを考えてしまった(笑)。
役の持つ知的さやしなやかさを全身で表現していて、あまし自身の個性にも合っていたと思います。
るうちゃんのバティスタ大統領。
るうちゃんの悪役はかっこいいんだ!ニヒルな笑みが似合います。
革命が起こった時に思いのほかうろたえるんですが(そして、説得しようとしたルイスを撃ってしまうんだけどね…)、その様子に芝居のうまさが光っていたと思います。
アメリカのマフィアのボス・ゼレンスキーを演じたぎりちゃんもダークな魅力満載で、バティスタと二人で話すクラブのシーンはゾクゾクした~!
華蘭くんのエル・パトホ。
彼は重要人物ですよ~。
最初はちょっとドジで、軽く笑わせてくれて、観客の視線に一番近い人物かなと思うんですが、ゲリラの訓練が進んでいくうちに彼の熱い信念が出てきて、自分の故郷のために戦いたいと宣言するところではグッと引き込まれました。
最初が気楽に見られる分、構えることなく彼の心に近づくことができ、その彼が信念を見せてくれたことで友人である主人公のゲバラの心にも近づくことができる。上手い書き方であり、演じ方だと思います。
あまりに共感していたのか、彼が故郷の革命で戦死したと知らされる場面では思わず涙が出てしまいました。
また、プロローグのキューバの男で「バナナ・ボート」の歌詞を歌うところは圧巻!(「バナナ・ボート」は、元は船にバナナを積み込む港湾労働者の歌だそうです。今回の場面はサトウキビのプランテーションと思われますが、「輸出するばかりの辛い労働」という点では同じなんですね)解放を求めるキューバ人の気持ちが伝わってきました。
カストロの同志たちはヒゲヅラ揃いで(笑)、最初は誰が誰か分からなかったんですが、見てるうちにだんだん見分けがついてきました(「上手いな!」と思ったら、ぐっさんだったり)。
その中で、ヒゲじゃない人(笑)れんれんのミゲルは典型的なツンデレキャラ。
病気になったところをゲバラに助けてもらったのになんでそんなにツンケンするんだよ~と思ったりしますが、革命に対しての熱さの裏返しなのかな(「よそ者は引っ込んでろ!」的な?)。
それにしても、ツンデレ芝居が似合うなー(笑)。あの目元がいい感じなのかもしれない。
しかし、最後はゲバラと一緒にボリビアに行き、その地で戦死する。
なんだかんだ言いつつ、志は同じだったんですよね。
あと、彼はレイナ(はーちゃん)の兄なんですが、妹とその亡くなった彼氏・ルイスに向ける言葉がすごく優しくてよかった(彼が死んでしまって、恋人も兄も失ったレイナはどんなに辛かったでしょう)。
この作品のサイドストーリーを担う恋人たち。
はーちゃんのレイナ。美しい!まさに「カリブの宝石」です。
アメリカ人相手のホテルで踊り子をしていますが、キューバへの思いは誰よりも強い人です。
窮地を救ってくれたルイス(はるくん)にキューバ人としての思いを目覚めさせ、また、エリセオ少年(おはねちゃん)が密かに憧れる、年上の「キレイなお姉さん」。役柄に相応しかったですね。
確固とした気持ちの強さや、農場などでの献身的なふるまいも、ごく自然に見せたところがよかった。
はるくんのルイス。
バティスタ大統領の護衛としてアメリカ寄りの立場を取らないといけないけど、レイナと出会ったことで彼女と祖国キューバへ心を寄せていく青年。
口数が少ないながら、レイナを見つめているうちに気持ちがどんどん変わっていく様子が見えました。
最期は撃たれながらも一人のキューバ人として市内へ向かおうとする姿が切なく、「ああ、なんでこんなことに…」と、胸が痛みました。
まだちょっと押し出しが弱いかなーと思うところもないではないけど(まあ、苦悩する役なのでそんなに前に出ないということもあるんだけど)、長身に軍服が似合ってカッコイイ。
カーテンコールではレイナとキスを交わして大喝采を浴びてました。
まゆぽんのギレルモ・ガルシア。
ゲバラに出会い、弟・エリセオと共に農民からゲリラになるんですが、なんかすごい安心感あるわぁ~。
とくに「兄貴感」が良い。イシちゃんとの学年差をふと忘れてしまうところもある(笑)。
やっぱ月組に、というか宝塚になくてはならない人だなあ。
おはねちゃんのエリセオ。
少年役似合うね!
レイナを気にするそぶりを、ギレルモに「お前、真っ赤だぞ」とからかわれて「……」と固まってるのが可愛い(笑)。ドン・キホーテに憧れていた彼にとって、レイナがドルシネア姫だったのでしょう。
ゲリラでの勇ましさ、非業の最期もよかった。
時ちゃんのローラ。
アレイダの同志で、大統領を裏切って密かに同志に加わったルイスの思いを聞く女性(そのことで、彼がキューバに貢献したこととレイナへの愛が分かるんですよね。なんか感動してしまった)。
演技に役柄の硬質さが感じられてとてもよかった。それと、メイクがすっごく可愛くなってて驚きました!(なのにもう退団とは…。)
爽悠季くんのオルトゥスキもアレイダの同志なんですが、この人は大学教員なのかな。
下級生で先輩格の役をやるのは大変だったと思いますが、穏やかで落ち着いた感じがあってこちらもよかった。サトウキビの収穫作業に慣れてないとこも可愛い(笑)。
やすちゃんのハーバート・マシューズ。
アメリカ人のジャーナリストで、一人だけ毛色の違う感じの役なんですが、キューバの人々の置かれている状況を憂い、カストロたちに共感する気持ちが強く伝わってきました。(「この人、赤狩りに遭わなかったんだろうか」とちょっと心配になったくらい。)だからあんな山の中までインタビューを取りに行けたんだな。
また、メガネが似合う落ち着いた好男子ぶりで、すっかり大人になったなーと感心しました。
バヨ爺さんを演じた柊木絢斗くん、めちゃうまっ!千鳥足が上手すぎる(笑)。
それだけじゃなく演技全体もなかなかのもので、これは今後に期待できます。
そして、このバヨ爺さん、実在の人物です!(驚いたよ~。)
では、今回はこの辺で…。
8月に「チェ・ゲバラ」を見てきました。
歴史の好きな私にとって、大変興味深く見ることができた作品でした。
キューバ革命は比較的近現代の出来事で、古い時代よりも情報はあるんですが、それでも歴史は一方向から見ていただけでは分からないということ。
そして、当たり前かもしれませんが、キューバが一朝一夕に今のキューバになったのではないということ。
多くの人がいて、多くの視点があって、今の世の中になった。その面白さと悲しさを感じました。
そして、いかにもキューバらしいラテン・ミュージックの数々。キューバの海や山など美しい自然が見えてくるかのようでした。
イシちゃんのエルネスト(チェ)・ゲバラ。
カストロに出会い革命を志すまでは武器すら手に取ったことがなかったというのは意外でしたが、「英雄」というだけではなく、困っている人を放っておけない優しさがひしひしと感じられました。
アルゼンチンに生まれながら「キューバにいれば俺はクバーナだ」と言えるような、その土地の人間の気持ちになれることが、あの行動力に繋がったのだと思います。
けれど、ゲバラも決して完ぺきではない。
キューバの人々を愛し、キューバの人々に愛されながらも、革命の理念だけでは国民の生活を支えて行けず(つくづく、革命後というのは難しい時代だと言わざるを得ません)、かといって政治家として割り切ることもできない。
そのために、動かしがたい自分の理念を生かせる場所―自由を求める他国の人々のために戦おうと、キューバを出て命を落としてしまう不器用な男でもあります。カストロが歌った「誇り高きドン・キホーテ」という言葉がピッタリなのではないでしょうか。
理想のためにしか生きられなかった人といえばそうかもしれませんが(ゲバラ自身もそのようなニュアンスのことを言ってたし)、「人々に寄り添いたい」という思いの強さに胸を打たれました。
そして、その思いから生じたような、死をも恐れぬ最期の言葉「よく狙え」が哀しかったな…。
おだちんのフィデル・カストロ。
渋いっ!ほんとに新公学年ですか?ってくらい(笑)渋い。
「キューバの人々を救いたい」と革命を起こした最初の気持ちから、革命後、苦悩の果てに、国民の生活を守るため社会主義へ舵を切らざるを得なかったを心情を、大人の男として見せたのがすばらしい。
熱い友情で結ばれながら、社会主義国家に反対するゲバラはキューバを出て行ってしまうのですが、彼を思って「誇り高きドン・キホーテよ」と歌う前述の歌には涙が出そうになりました。
あと、それとは対照的なんですが、「アレイダはエルネストの奥さんみたいだなあ」とからかうところは等身大の雰囲気が出て可愛かったな。めっちゃニヤケてたもんなぁ(笑)。
あましのアレイダ。
勇敢で頭脳明晰。山中に隠れているカストロの陣営にたった一人で軍資金を届けに行くような勇気のある女性です。
こういう人だからゲバラも惚れたんでしょうね(同志愛と共に敬愛の念を感じているのが見て取れました)。
と思いつつ、「いかに英雄・ゲバラでも奥さんは近場で見つけるんやなあ」と、しょうもないことを考えてしまった(笑)。
役の持つ知的さやしなやかさを全身で表現していて、あまし自身の個性にも合っていたと思います。
るうちゃんのバティスタ大統領。
るうちゃんの悪役はかっこいいんだ!ニヒルな笑みが似合います。
革命が起こった時に思いのほかうろたえるんですが(そして、説得しようとしたルイスを撃ってしまうんだけどね…)、その様子に芝居のうまさが光っていたと思います。
アメリカのマフィアのボス・ゼレンスキーを演じたぎりちゃんもダークな魅力満載で、バティスタと二人で話すクラブのシーンはゾクゾクした~!
華蘭くんのエル・パトホ。
彼は重要人物ですよ~。
最初はちょっとドジで、軽く笑わせてくれて、観客の視線に一番近い人物かなと思うんですが、ゲリラの訓練が進んでいくうちに彼の熱い信念が出てきて、自分の故郷のために戦いたいと宣言するところではグッと引き込まれました。
最初が気楽に見られる分、構えることなく彼の心に近づくことができ、その彼が信念を見せてくれたことで友人である主人公のゲバラの心にも近づくことができる。上手い書き方であり、演じ方だと思います。
あまりに共感していたのか、彼が故郷の革命で戦死したと知らされる場面では思わず涙が出てしまいました。
また、プロローグのキューバの男で「バナナ・ボート」の歌詞を歌うところは圧巻!(「バナナ・ボート」は、元は船にバナナを積み込む港湾労働者の歌だそうです。今回の場面はサトウキビのプランテーションと思われますが、「輸出するばかりの辛い労働」という点では同じなんですね)解放を求めるキューバ人の気持ちが伝わってきました。
カストロの同志たちはヒゲヅラ揃いで(笑)、最初は誰が誰か分からなかったんですが、見てるうちにだんだん見分けがついてきました(「上手いな!」と思ったら、ぐっさんだったり)。
その中で、ヒゲじゃない人(笑)れんれんのミゲルは典型的なツンデレキャラ。
病気になったところをゲバラに助けてもらったのになんでそんなにツンケンするんだよ~と思ったりしますが、革命に対しての熱さの裏返しなのかな(「よそ者は引っ込んでろ!」的な?)。
それにしても、ツンデレ芝居が似合うなー(笑)。あの目元がいい感じなのかもしれない。
しかし、最後はゲバラと一緒にボリビアに行き、その地で戦死する。
なんだかんだ言いつつ、志は同じだったんですよね。
あと、彼はレイナ(はーちゃん)の兄なんですが、妹とその亡くなった彼氏・ルイスに向ける言葉がすごく優しくてよかった(彼が死んでしまって、恋人も兄も失ったレイナはどんなに辛かったでしょう)。
この作品のサイドストーリーを担う恋人たち。
はーちゃんのレイナ。美しい!まさに「カリブの宝石」です。
アメリカ人相手のホテルで踊り子をしていますが、キューバへの思いは誰よりも強い人です。
窮地を救ってくれたルイス(はるくん)にキューバ人としての思いを目覚めさせ、また、エリセオ少年(おはねちゃん)が密かに憧れる、年上の「キレイなお姉さん」。役柄に相応しかったですね。
確固とした気持ちの強さや、農場などでの献身的なふるまいも、ごく自然に見せたところがよかった。
はるくんのルイス。
バティスタ大統領の護衛としてアメリカ寄りの立場を取らないといけないけど、レイナと出会ったことで彼女と祖国キューバへ心を寄せていく青年。
口数が少ないながら、レイナを見つめているうちに気持ちがどんどん変わっていく様子が見えました。
最期は撃たれながらも一人のキューバ人として市内へ向かおうとする姿が切なく、「ああ、なんでこんなことに…」と、胸が痛みました。
まだちょっと押し出しが弱いかなーと思うところもないではないけど(まあ、苦悩する役なのでそんなに前に出ないということもあるんだけど)、長身に軍服が似合ってカッコイイ。
カーテンコールではレイナとキスを交わして大喝采を浴びてました。
まゆぽんのギレルモ・ガルシア。
ゲバラに出会い、弟・エリセオと共に農民からゲリラになるんですが、なんかすごい安心感あるわぁ~。
とくに「兄貴感」が良い。イシちゃんとの学年差をふと忘れてしまうところもある(笑)。
やっぱ月組に、というか宝塚になくてはならない人だなあ。
おはねちゃんのエリセオ。
少年役似合うね!
レイナを気にするそぶりを、ギレルモに「お前、真っ赤だぞ」とからかわれて「……」と固まってるのが可愛い(笑)。ドン・キホーテに憧れていた彼にとって、レイナがドルシネア姫だったのでしょう。
ゲリラでの勇ましさ、非業の最期もよかった。
時ちゃんのローラ。
アレイダの同志で、大統領を裏切って密かに同志に加わったルイスの思いを聞く女性(そのことで、彼がキューバに貢献したこととレイナへの愛が分かるんですよね。なんか感動してしまった)。
演技に役柄の硬質さが感じられてとてもよかった。それと、メイクがすっごく可愛くなってて驚きました!(なのにもう退団とは…。)
爽悠季くんのオルトゥスキもアレイダの同志なんですが、この人は大学教員なのかな。
下級生で先輩格の役をやるのは大変だったと思いますが、穏やかで落ち着いた感じがあってこちらもよかった。サトウキビの収穫作業に慣れてないとこも可愛い(笑)。
やすちゃんのハーバート・マシューズ。
アメリカ人のジャーナリストで、一人だけ毛色の違う感じの役なんですが、キューバの人々の置かれている状況を憂い、カストロたちに共感する気持ちが強く伝わってきました。(「この人、赤狩りに遭わなかったんだろうか」とちょっと心配になったくらい。)だからあんな山の中までインタビューを取りに行けたんだな。
また、メガネが似合う落ち着いた好男子ぶりで、すっかり大人になったなーと感心しました。
バヨ爺さんを演じた柊木絢斗くん、めちゃうまっ!千鳥足が上手すぎる(笑)。
それだけじゃなく演技全体もなかなかのもので、これは今後に期待できます。
そして、このバヨ爺さん、実在の人物です!(驚いたよ~。)
では、今回はこの辺で…。
マジで
もうめちゃめちゃ秋なんですが、まだ夏の話題です…。
8月に観てきた梅芸公演「ON THE TOWN」の感想をどうぞ。
この作品はミュージカルの題材としては最も古典的な部類に入ると思います(典型的なラブコメ!って感じ)。昔の作品ならではのゆるさもありながら、可愛くてポップなところがよかった。
そして、ラストシーンの、花火のような一瞬のきらめき。
主人公のゲイビーたちは第二次大戦中の兵士で、明日はどうなるか分からない(点綴される水兵と女性の別れや、ゲイビーたちと入れ替わりに上陸許可を与えられた兵士が歌う「ニューヨーク!ニューヨーク!」も切なさをかきたてます)。
だからといって悲観的になるのではなく「今」を思いきり楽しもうという気持ち。
切なさと明るさが綯い交ぜになって、グッと来つつも爽快さを感じました。
たまちゃんのゲイビー。
彼は「マジで」ってよく言うんだけど、こっちが「マジで?」って聞きたくなるようなことをします(笑)。携帯もネットもない時代にポスターで見ただけの女の子を探そうとするなんてねえ。
ただ、ファンタジー的な話ということもあって、ほんとに田舎出の純朴な男の子なんだなと思いました。またこういう素朴さが役が似合うんだ。
あと、オーケストラピットの上に仮の花道みたいなのがあって、いつもの梅芸公演よりお顔がよく見えるので、ストーリーと関係ないとこでマジマジと見て「はぁ~イケメン」と思っちゃったり(笑)。
役としてはピュアで色気は控えめなんだけど、「恋のバトル」をイメージしたダンスシーンでのシースルー風上着はエロかったぁ~!
さくらちゃんのアイヴィ。
三点倒立したままの発声練習がすごすぎて笑える!
本人はひたすら真面目に、一生懸命やってるんだけど、それがめっちゃおかしい。
それと、アメリカンな身のこなしや、表情の作り方がいい。
前述のダンスシーンの時に着てる黒のダルマ姿もカッコイイ。
大人っぽさと可愛さの両方があって素敵な娘役さんです。
そして、月組ではお久しぶりのちなっちゃんのオジー。
奔放な遊び人のように見えてるけど、「(田舎の女じゃなく)もっとかっこいい都会の女と付き合うんだ!」と言ってるあたり、彼もやっぱり田舎の男の子なんやなと思います(笑)。
セリフを言う表情にちゃんと「地の部分」が見えて、ちなっちゃん、そういうとこが上手いよねと思いました。
あと、クレアと過ごしてる時、パジャマなのにキザってるのが可愛かった(笑)。
アリちゃんのチップ。
ふるーいガイドブックを頼りに観光地を見て回ろうとするような(あ、この三人、田舎者三人組だったんだ(笑))真面目な男の子。でも、ヒルディと過ごすところはガツガツした面が出てて、なんかとってもエロ~い(笑)。押しの強い年上女にハマっちゃって、向こうも年下男にハマっちゃってるパターンですね。
あと、地下鉄でヒルディに「別れたくなくなっちゃったよ」と悲しげな顔をするところにキュンとなりました。
物語をひっかきまわす二人の女の子。
るねちゃんのクレア。
珍しく(というか、初めて見た?)女役です。
真面目な生物学者…と思いきや、自由奔放で、本能のままに生きているような女性。
スタイルよく小顔で美しいんですが、その奥に野性がほの見えるような、「こっちにいらっしゃい」の台詞が色っぽかった!
かと思いきや、急に男役の声になってみたり、くるりんと側転しちゃったり、そういうアドリブ(?)も面白い。芝居に柔軟性のある人だなと思います。
フィナーレでは男役でかっこいいダンスを見せてくれて「さすが!」と思いました。
さち花ちゃんのヒルディ。
ちょっと強引だけど優しいところもある。
「別れたくない」と言うチップに向ける、なんともいえず優しい表情が良かった。
あと、友達になったばかりのゲイビーの心を気遣うようなところもあったし。
月組きっての実力派だけに自然と目が引きつけられ、歌も芝居もワクワクしながら見ることができました。
彼女らに限らず、娘役たちがかなりの怪演だあ~!
なっつのマダム・ディリーは(たぶん)アル中の声楽教師。
一度見たら忘れられない(笑)キョーレツな役です。
なんかもう、すごいとしか言いようがない。
うみちゃんのルーシーも怪演!
一挙手一投足がいちいち面白くて、「ほんとにこの人うみちゃん?」と思うくらいでした。
最後の「ルーシーって呼んで」というところが好き(そういえば、ピットキンさんもルーシーも報われてよかったね)。
たんちゃんはおばあちゃん役なんだけど、めっちゃ飛び跳ねててウケた!好きだなあ、こういう芝居の嘘。
クラブの有名歌手役の泉里ちゃんや桃歌雪ちゃんの歌もめっちゃ面白かった。しかも上手いし。
男役さんたちも、もちろん大活躍。
じゅんこさんのピットキン(クレアの言い方を真似して「ピットキンダーリン」と言いたくなってしまう(笑))。
最後に「わからないよ」と歌う、あの歌がすごい迫力。静かなんだけどゾワゾワする。
何でも許してしまうというのは逆に普通ではあり得ない人だと思うけど、じゅんこさんの芝居の力であのリアリティ(そして、最後にキレる(?)迫力)が出せたのではないかと思います。
冒頭のつっちーの歌声がまたすばらしい。すごくドラマ性を感じる歌い方だったので、今度は何か通し役で見たいなと思いました(今回はいろんな役してたね)。
ゆうきちゃんは今上演中の大劇場公演で女役に転向しましたが、MCの役で台詞がとても聞きやすく、正統派二枚目的な雰囲気もあったので、もうちょっと男役で見ていたかった感じ。
かおとくんは主にダンスシーンで活躍していたんですが、スラッとした肢体とさすがのダンス力で目を引きました。
8月に観てきた梅芸公演「ON THE TOWN」の感想をどうぞ。
この作品はミュージカルの題材としては最も古典的な部類に入ると思います(典型的なラブコメ!って感じ)。昔の作品ならではのゆるさもありながら、可愛くてポップなところがよかった。
そして、ラストシーンの、花火のような一瞬のきらめき。
主人公のゲイビーたちは第二次大戦中の兵士で、明日はどうなるか分からない(点綴される水兵と女性の別れや、ゲイビーたちと入れ替わりに上陸許可を与えられた兵士が歌う「ニューヨーク!ニューヨーク!」も切なさをかきたてます)。
だからといって悲観的になるのではなく「今」を思いきり楽しもうという気持ち。
切なさと明るさが綯い交ぜになって、グッと来つつも爽快さを感じました。
たまちゃんのゲイビー。
彼は「マジで」ってよく言うんだけど、こっちが「マジで?」って聞きたくなるようなことをします(笑)。携帯もネットもない時代にポスターで見ただけの女の子を探そうとするなんてねえ。
ただ、ファンタジー的な話ということもあって、ほんとに田舎出の純朴な男の子なんだなと思いました。またこういう素朴さが役が似合うんだ。
あと、オーケストラピットの上に仮の花道みたいなのがあって、いつもの梅芸公演よりお顔がよく見えるので、ストーリーと関係ないとこでマジマジと見て「はぁ~イケメン」と思っちゃったり(笑)。
役としてはピュアで色気は控えめなんだけど、「恋のバトル」をイメージしたダンスシーンでのシースルー風上着はエロかったぁ~!
さくらちゃんのアイヴィ。
三点倒立したままの発声練習がすごすぎて笑える!
本人はひたすら真面目に、一生懸命やってるんだけど、それがめっちゃおかしい。
それと、アメリカンな身のこなしや、表情の作り方がいい。
前述のダンスシーンの時に着てる黒のダルマ姿もカッコイイ。
大人っぽさと可愛さの両方があって素敵な娘役さんです。
そして、月組ではお久しぶりのちなっちゃんのオジー。
奔放な遊び人のように見えてるけど、「(田舎の女じゃなく)もっとかっこいい都会の女と付き合うんだ!」と言ってるあたり、彼もやっぱり田舎の男の子なんやなと思います(笑)。
セリフを言う表情にちゃんと「地の部分」が見えて、ちなっちゃん、そういうとこが上手いよねと思いました。
あと、クレアと過ごしてる時、パジャマなのにキザってるのが可愛かった(笑)。
アリちゃんのチップ。
ふるーいガイドブックを頼りに観光地を見て回ろうとするような(あ、この三人、田舎者三人組だったんだ(笑))真面目な男の子。でも、ヒルディと過ごすところはガツガツした面が出てて、なんかとってもエロ~い(笑)。押しの強い年上女にハマっちゃって、向こうも年下男にハマっちゃってるパターンですね。
あと、地下鉄でヒルディに「別れたくなくなっちゃったよ」と悲しげな顔をするところにキュンとなりました。
物語をひっかきまわす二人の女の子。
るねちゃんのクレア。
珍しく(というか、初めて見た?)女役です。
真面目な生物学者…と思いきや、自由奔放で、本能のままに生きているような女性。
スタイルよく小顔で美しいんですが、その奥に野性がほの見えるような、「こっちにいらっしゃい」の台詞が色っぽかった!
かと思いきや、急に男役の声になってみたり、くるりんと側転しちゃったり、そういうアドリブ(?)も面白い。芝居に柔軟性のある人だなと思います。
フィナーレでは男役でかっこいいダンスを見せてくれて「さすが!」と思いました。
さち花ちゃんのヒルディ。
ちょっと強引だけど優しいところもある。
「別れたくない」と言うチップに向ける、なんともいえず優しい表情が良かった。
あと、友達になったばかりのゲイビーの心を気遣うようなところもあったし。
月組きっての実力派だけに自然と目が引きつけられ、歌も芝居もワクワクしながら見ることができました。
彼女らに限らず、娘役たちがかなりの怪演だあ~!
なっつのマダム・ディリーは(たぶん)アル中の声楽教師。
一度見たら忘れられない(笑)キョーレツな役です。
なんかもう、すごいとしか言いようがない。
うみちゃんのルーシーも怪演!
一挙手一投足がいちいち面白くて、「ほんとにこの人うみちゃん?」と思うくらいでした。
最後の「ルーシーって呼んで」というところが好き(そういえば、ピットキンさんもルーシーも報われてよかったね)。
たんちゃんはおばあちゃん役なんだけど、めっちゃ飛び跳ねててウケた!好きだなあ、こういう芝居の嘘。
クラブの有名歌手役の泉里ちゃんや桃歌雪ちゃんの歌もめっちゃ面白かった。しかも上手いし。
男役さんたちも、もちろん大活躍。
じゅんこさんのピットキン(クレアの言い方を真似して「ピットキンダーリン」と言いたくなってしまう(笑))。
最後に「わからないよ」と歌う、あの歌がすごい迫力。静かなんだけどゾワゾワする。
何でも許してしまうというのは逆に普通ではあり得ない人だと思うけど、じゅんこさんの芝居の力であのリアリティ(そして、最後にキレる(?)迫力)が出せたのではないかと思います。
冒頭のつっちーの歌声がまたすばらしい。すごくドラマ性を感じる歌い方だったので、今度は何か通し役で見たいなと思いました(今回はいろんな役してたね)。
ゆうきちゃんは今上演中の大劇場公演で女役に転向しましたが、MCの役で台詞がとても聞きやすく、正統派二枚目的な雰囲気もあったので、もうちょっと男役で見ていたかった感じ。
かおとくんは主にダンスシーンで活躍していたんですが、スラッとした肢体とさすがのダンス力で目を引きました。
愛を信じて 愛を見つめて♪
「E´clair Brillant」は、華やかさの中にどこか大人の香りのするレビュー。
酒井先生の年輪、奥深さを感じます。
今回はそういう「大人の香り」を感じたポイントも解説しつつ、感想を述べて行きたいと思います。
プロローグ「E´clair Brillant~華麗なる煌めき~」。
これはもう「ザ・星」ですね(笑)。
さゆみちゃんとあーちゃんの衣装のデザインが少し変わった形なんですがゴージャスです。銀色のきらめきが良い。
あーちゃんの歌声も大人っぽいですね。
さゆみちゃんが銀橋で歌う「ひとり星の上で」は、アレンジがポップで可愛い。
銀橋の真ん中にいるさゆみちゃんを見て「もうこのパフォーマンスを見るのも最後なんだな」と思うと胸がキュッとなってしまった…。
「パリ~恋する風の煌めき~」はシンプルで美しいダンスシーン。
以前、こっちゃんが人間で、妖精?幻想?の出てくるダンスがあったけど、今回は逆ですね。
ひっとんの軽やかだけどしっかりと芯を感じるダンス。ハイレベルだわ~と思った。
こっちゃんは人間じゃない役なんだけど、別れに葛藤して悲しむ、その様子も踊りにきっちり織り込んで素晴らしかったです。
「ラテン~輝く太陽の煌めき~」は、おなじみのラテンナンバーなんですが、派手派手ではなく「大人のラテン」って感じ。
くらっちの歌声がいい。
慎くん&ぴーすけと一緒に歌ってるとこのアレンジも好き。
「真珠取りのタンゴ」(だったよね)も良かった。にぎやかなのではなくタンゴなのが大人っぽい感じ。
あと、若手の成長も。
銀橋に出るとかではなくても、顔と名前が一致する子が多くなってきたなーと思います。
そして、「スペイン~燃える情熱の煌めき~」。
この「ボレロ」が圧巻!シンプルな形でここまで魅了できるのはすごい。
これだけ大人数で並ぶと、衣装のグリーンのグラデーションが舞台全体にきれいに出ますね。
真ん中の階段にいるさゆみちゃん。帽子の下から覗く目線が鋭くカッコイイ。
はるこの美しい踊りはやはり目を引きますね。
団体競技に強いというか、全員がギュッと結束する星組ならではの名場面になったと思います。
カーテン前の「ニューヨーク~星の煌めき~」。
みつるくんたちが歌う「ザッツ・ライフ」がめっちゃ素敵!
れんたとゆきじくんの姿にウルウルきてしまう。今までほんとにありがとう!
ロケットも前の場面からのつながりでちょっと大人な感じですね。
大階段での「フィナーレ~至高の煌めき~」
ここで極楽鳥が出てきて、意表を突いた演出だなと思いました。
伝統的なんだけどインパクトは強いよね。あーちゃんの美しい極楽鳥姿も拝めたし(笑)。
黒燕尾のダンスは和洋折衷な音楽。
整然としつつも思いのあふれるダンス。
なんか、じっと見つめたくなってしまいますね。
特にサヨナラ公演は、2階席でも双眼鏡越しではなく、肉眼で最後の勇姿を焼きつけたくなってしまうんだよね…。
デュエットダンスもまたシックな色合い。
「スカピン」で「夫婦」になった二人が、ここまで辿ってきた道のりを感じて感慨深くなってしまいました。
パレードはうって変わって華やか。
プロローグと同じ衣装を着ててもどこかパーッとしてる。そのメリハリ感が酒井先生テイストだなと感じました。
酒井先生の年輪、奥深さを感じます。
今回はそういう「大人の香り」を感じたポイントも解説しつつ、感想を述べて行きたいと思います。
プロローグ「E´clair Brillant~華麗なる煌めき~」。
これはもう「ザ・星」ですね(笑)。
さゆみちゃんとあーちゃんの衣装のデザインが少し変わった形なんですがゴージャスです。銀色のきらめきが良い。
あーちゃんの歌声も大人っぽいですね。
さゆみちゃんが銀橋で歌う「ひとり星の上で」は、アレンジがポップで可愛い。
銀橋の真ん中にいるさゆみちゃんを見て「もうこのパフォーマンスを見るのも最後なんだな」と思うと胸がキュッとなってしまった…。
「パリ~恋する風の煌めき~」はシンプルで美しいダンスシーン。
以前、こっちゃんが人間で、妖精?幻想?の出てくるダンスがあったけど、今回は逆ですね。
ひっとんの軽やかだけどしっかりと芯を感じるダンス。ハイレベルだわ~と思った。
こっちゃんは人間じゃない役なんだけど、別れに葛藤して悲しむ、その様子も踊りにきっちり織り込んで素晴らしかったです。
「ラテン~輝く太陽の煌めき~」は、おなじみのラテンナンバーなんですが、派手派手ではなく「大人のラテン」って感じ。
くらっちの歌声がいい。
慎くん&ぴーすけと一緒に歌ってるとこのアレンジも好き。
「真珠取りのタンゴ」(だったよね)も良かった。にぎやかなのではなくタンゴなのが大人っぽい感じ。
あと、若手の成長も。
銀橋に出るとかではなくても、顔と名前が一致する子が多くなってきたなーと思います。
そして、「スペイン~燃える情熱の煌めき~」。
この「ボレロ」が圧巻!シンプルな形でここまで魅了できるのはすごい。
これだけ大人数で並ぶと、衣装のグリーンのグラデーションが舞台全体にきれいに出ますね。
真ん中の階段にいるさゆみちゃん。帽子の下から覗く目線が鋭くカッコイイ。
はるこの美しい踊りはやはり目を引きますね。
団体競技に強いというか、全員がギュッと結束する星組ならではの名場面になったと思います。
カーテン前の「ニューヨーク~星の煌めき~」。
みつるくんたちが歌う「ザッツ・ライフ」がめっちゃ素敵!
れんたとゆきじくんの姿にウルウルきてしまう。今までほんとにありがとう!
ロケットも前の場面からのつながりでちょっと大人な感じですね。
大階段での「フィナーレ~至高の煌めき~」
ここで極楽鳥が出てきて、意表を突いた演出だなと思いました。
伝統的なんだけどインパクトは強いよね。あーちゃんの美しい極楽鳥姿も拝めたし(笑)。
黒燕尾のダンスは和洋折衷な音楽。
整然としつつも思いのあふれるダンス。
なんか、じっと見つめたくなってしまいますね。
特にサヨナラ公演は、2階席でも双眼鏡越しではなく、肉眼で最後の勇姿を焼きつけたくなってしまうんだよね…。
デュエットダンスもまたシックな色合い。
「スカピン」で「夫婦」になった二人が、ここまで辿ってきた道のりを感じて感慨深くなってしまいました。
パレードはうって変わって華やか。
プロローグと同じ衣装を着ててもどこかパーッとしてる。そのメリハリ感が酒井先生テイストだなと感じました。
料理は愛!
宝塚は今、花組公演真っ盛りといった感じですが、その一つ前、星組公演の感想です(さゆみちゃんたちが在団してる間に書き上げられてよかった!)。
「GOD OF STARS-食聖-」は、めちゃめちゃ楽しくて、面白くて、ちょっと奇想天外で、でも、爽やかに感動させるところもある。
宝塚ではあまり観ることのない、パロディや流行も盛り込んだ「現在」もののコメディで、サヨナラ公演にして新たな挑戦になったと思います。
パロディといえば、例の「小林寺」に爆笑した(読み方にもシーンそのものにも)んですが、それと共に迫り来る、小柳先生と私の同世代感(そこかい!)。
子どもの頃、カンフー映画とかジャッキー・チェン映画とか少林寺映画とかテレビでよくやってたんだよね~。一歳下の従弟が「修行」と称して真似していた(笑)。
装置は、屋台のセット等は具体的なんですが、マリーナベイサンズ等のシンガポールの遠景はシンプルでカッコイイ。こういったところにも現在らしさを感じます。
さゆみちゃんラストの役となったのはホン・シンシン。
天才料理人にして、まさかの正体!(最初から割れてるけど(笑))。
そしてなんと、寝そべって登場!こんなん初めてかも~。
最初は自分の才能に酔いしれて天狗になってるんだけど、そこはさゆみちゃんのテンポのよい芝居で面白く運びます。ちゃんとイヤな奴なんだけど、明るいムードで嫌すぎない。
そして、さゆみちゃんの独擅場ともいえるコメディセンス。
餃子の話をしている最中に、突然「そうだろうか?」と鼻にかかった声で言うだけで笑わせてしまう。すげえ!さすが「ANOTHRE WORLD」でアドリブなしでもドッカンドッカン笑いを巻き起こしただけのことはあります。
この辺りから、無意識的にホンが変わっていくんだよね。
キーワードは「餃子」!(笑)。宝塚でそんなキーワード初めてじゃないのか?と思ったけど、餃子を通じて「愛を包む」「愛で包む」ということを真っ正面から言えるのは宝塚の良さですね。
最後の「料理の聖人」のシーンは、料理の原点とか、料理に対して芽生えたホンの熱い思いを実感しました。
あーちゃんのアイリーン。
子どもの頃から「シンデレラ」より「西遊記」が好き、男勝りでカンフーが得意という、とても現代的な女の子。
彼女はホーカーズ(屋台村)の跡取り娘なので、普段はウエイトレスくらいはやってると思いますが、だいたいの仕事は用心棒だろうと思われます(笑)。
この役は娘役っぽくなさと娘役っぽさの狭間にある役だと思うんですが、情熱的な性格や、それとは裏腹なホンに対するもどかしい感情を自在に見せて、「実はいるよね、こういう子!」と親しみが持ててよかったと思います。
あと、ホンの不在を埋めるため祖父たちと「料理の聖人」に登場したシーンで、ホーカーズへの愛情は今までも人一倍あったけど、ホンがいたことで料理への愛情も育ったのではないかと思われてジーンときました。
こっちゃんのリー・ロンロン。
大金星グループの新しいシェフになってホンの前に立ちはだかりますが、すごい野心家とか悪役なのではなく、食聖になって大好きなスーパーアイドルのクリスティーナに気に入られたいだけという、可愛い理由にての変身(笑)。
普段はどこかとぼけた味わいの超マジメ眼鏡男子なんですが、クリスティーナの前で突然「いや、あんなの普通ですよ」と余裕たっぷりに言ってみたり、すっかりキャラ変してサングラスでカッコつけて踊ってるのが可笑しい~!
(でも、変身してもどこか抜けてるようで、「小林寺の秘儀は僕のものだ!」って、いや、あんた逃げたんちゃうん?とツッコミ入れてしまった(笑))
最後は、眼鏡男子の頃からクリスティーナに気に入られてたと分かってよかったね。
みつるくんのエリック・ヤン。
ロン毛のイケメン!さすが世界の彼氏だ(笑)。
都会的な有名人らしさがあって素敵。
この人も別に悪人ではなく、ホンの傲慢さに手を焼いて彼を放り出してしまった(放り出し方は多少手荒いけど(笑))という、割とまっとうな心の持ち主(そもそも、記憶のないホンを助けてあげて雇ってあげているくらいだからね~)。
ホンに一言意見したいけど、あまりにホンの弁が立つから言えない…という表情をするのがよかった。
ひっとんのクリスティーナ・チャン。
しっかりした台詞回し、きびきびとした動作で、世界を魅了するスーパーアイドルになっても「ブレない女」って感じ!カッコいいなと思った。
今回は得意のダンスはあまりなかったんですが、お芝居だけでも茶目っ気とかアピール力を出せていて表情豊か。
今後、大きい立場になりますが、彼女ならばしっかりとこなしてくれるのではないかと期待してます!
アイリーンの両親。
みっきーのミッキー・チョウ(役名もミッキーだから、文字で書くとヘンな感じだ(笑))。
この作品のキーパーソンともいえる役ですが、栄光と挫折を繰り返すドラマチックな人生のシリアスさと、ちょっとした笑いの要素を上手く出してきて、みっきーにしか出せないような個性があると思いました。
はるこのエレノア・チョウ。
キャリアウーマンで、デキル女、カッコイイ女という雰囲気の中に、家族がバラバラになってしまったという翳りもにじませて好演。
はるこは今までもダンスや娘役らしさで舞台を牽引してきましたが、芝居の面でも大きく成長したなと思います。
このお話は設定が奇想天外なので、登場人物も多彩。
ホンの両親は、なんと人間じゃない!(笑)
ゆうちゃんさんの牛魔王。
お鼻が牛のようで、怖くなくてカワイイ。
奥さんの尻に敷かれっぱなしなのがまたカワイイ。
キュートでほわんとした雰囲気で、また新しいゆうちゃんさんを発見した感じ。
ゆずみさんの鉄扇公主。
牛魔王よりこっちのがよっぽどコワイ(笑)でもキレイ。
絵本の挿絵に出てくる中華系魔女そのままだなーと思いました。
あ、そういえば「ばしょうせん」って、昔、子ども向けの「西遊記」で見たな(たぶん、ひらがなで書いてあったと思うので、字が思い出せない…)。
ホンに困り果てる日光菩薩(レイラ)と月光菩薩(ひーろー)も可愛かったな。…って、なんで牛魔王様の付き人みたいになってるの~?(笑)
ちーくんの老虎。
職人気質なんだけど、役名よりも「じいちゃん」と呼ぶほうがしっくりくる親しみやすさもあり、こういう題材の漫画に出てくる「祖父」そのものといった感じ。
ホーカーズ育ちの若者たち。
アイリーンのいとこ・ニコラスのせおっちはちょっと呑気で純朴なご当地アイドル(シンガポールにもそんなのあるのか?)。
このグループ「パラダイス・プリンス」はイケメンわらわらなんですが、あざとくないのがいい。
そういえば、パラダイス・プリンスってどっかで聞いたことあるぞ(笑)。
パラダイス・プリンスのマネージャーでアイリーンの幼なじみタン・ヤンのくらっち。
アイリーンに負けず劣らずの男勝りで、この子はやり手だぞ~と思った(笑)。爽やかな笑顔が印象的です。
アイドルといえば、大金星グループのイメージキャラクターを務めるエクリプスも可愛い子揃い。マジで「アイドル」って感じ。
とくに、Cherry(マメちゃん)の表情が豊かで、つい見惚れてしまいました。
ホーカーズで働くレン(れんた)&マオ(ゆきじくん)。
二人とも退団者になってしまいましたが、ナイスコンビでとっても可愛い。
台詞言ってるとこはもちろんなんだけど、掃除してるとことか、「ホーカーズの日常」を何気なく演じてるのがキュートだし、男役として、キザるばかりではなく自然体で演じられるようになっていてさすがだなと思いました。
あ、そういえば、ホーカーズで働いてるわけではないけど、ニコラスの両親(レオくん&音寧ちゃん)の設定やキャラ造形も現代物らしくて面白かったな。
「料理の聖人」の司会は、「オーム・シャンティ・オーム」に出てきたインドのテレビレポーター、ヴィミーちゃん(なっちゃん)!どこまで出張してんねん(笑)明るくてお茶目で、マスコミらしい雰囲気も健在です。プロデューサー(しどりゅー)とのコンビで盛り上げてました。
あんるちゃんのキティ・ラウ。
イイ女系大女優。あんるちゃんはいつのまにか頼もしい存在になってて胸アツです。
アイリーンがホンに手作りクッキーをあげたのを知って、「焦げたクッキーなんてあざといわね」と言う台詞が面白いです。
りらちゃんのマダム・ヤン。
「美味しゅうございました」に笑ってしまう。
キャラ的には岸朝子さんというより、黒柳徹子さんがちょっと混じってる感じで(笑)身のこなしとかが面白かった。
それにしても、料理人も魔物も仏もアイドルもキャリアウーマンもビジネスマンも坊さんも出てくる舞台って超オモシロイ(笑)。
小柳先生には、どんなジャンルのお芝居であれ、これからもこういう勢いの良さを持って進んで行ってほしいなと思います。
「GOD OF STARS-食聖-」は、めちゃめちゃ楽しくて、面白くて、ちょっと奇想天外で、でも、爽やかに感動させるところもある。
宝塚ではあまり観ることのない、パロディや流行も盛り込んだ「現在」もののコメディで、サヨナラ公演にして新たな挑戦になったと思います。
パロディといえば、例の「小林寺」に爆笑した(読み方にもシーンそのものにも)んですが、それと共に迫り来る、小柳先生と私の同世代感(そこかい!)。
子どもの頃、カンフー映画とかジャッキー・チェン映画とか少林寺映画とかテレビでよくやってたんだよね~。一歳下の従弟が「修行」と称して真似していた(笑)。
装置は、屋台のセット等は具体的なんですが、マリーナベイサンズ等のシンガポールの遠景はシンプルでカッコイイ。こういったところにも現在らしさを感じます。
さゆみちゃんラストの役となったのはホン・シンシン。
天才料理人にして、まさかの正体!(最初から割れてるけど(笑))。
そしてなんと、寝そべって登場!こんなん初めてかも~。
最初は自分の才能に酔いしれて天狗になってるんだけど、そこはさゆみちゃんのテンポのよい芝居で面白く運びます。ちゃんとイヤな奴なんだけど、明るいムードで嫌すぎない。
そして、さゆみちゃんの独擅場ともいえるコメディセンス。
餃子の話をしている最中に、突然「そうだろうか?」と鼻にかかった声で言うだけで笑わせてしまう。すげえ!さすが「ANOTHRE WORLD」でアドリブなしでもドッカンドッカン笑いを巻き起こしただけのことはあります。
この辺りから、無意識的にホンが変わっていくんだよね。
キーワードは「餃子」!(笑)。宝塚でそんなキーワード初めてじゃないのか?と思ったけど、餃子を通じて「愛を包む」「愛で包む」ということを真っ正面から言えるのは宝塚の良さですね。
最後の「料理の聖人」のシーンは、料理の原点とか、料理に対して芽生えたホンの熱い思いを実感しました。
あーちゃんのアイリーン。
子どもの頃から「シンデレラ」より「西遊記」が好き、男勝りでカンフーが得意という、とても現代的な女の子。
彼女はホーカーズ(屋台村)の跡取り娘なので、普段はウエイトレスくらいはやってると思いますが、だいたいの仕事は用心棒だろうと思われます(笑)。
この役は娘役っぽくなさと娘役っぽさの狭間にある役だと思うんですが、情熱的な性格や、それとは裏腹なホンに対するもどかしい感情を自在に見せて、「実はいるよね、こういう子!」と親しみが持ててよかったと思います。
あと、ホンの不在を埋めるため祖父たちと「料理の聖人」に登場したシーンで、ホーカーズへの愛情は今までも人一倍あったけど、ホンがいたことで料理への愛情も育ったのではないかと思われてジーンときました。
こっちゃんのリー・ロンロン。
大金星グループの新しいシェフになってホンの前に立ちはだかりますが、すごい野心家とか悪役なのではなく、食聖になって大好きなスーパーアイドルのクリスティーナに気に入られたいだけという、可愛い理由にての変身(笑)。
普段はどこかとぼけた味わいの超マジメ眼鏡男子なんですが、クリスティーナの前で突然「いや、あんなの普通ですよ」と余裕たっぷりに言ってみたり、すっかりキャラ変してサングラスでカッコつけて踊ってるのが可笑しい~!
(でも、変身してもどこか抜けてるようで、「小林寺の秘儀は僕のものだ!」って、いや、あんた逃げたんちゃうん?とツッコミ入れてしまった(笑))
最後は、眼鏡男子の頃からクリスティーナに気に入られてたと分かってよかったね。
みつるくんのエリック・ヤン。
ロン毛のイケメン!さすが世界の彼氏だ(笑)。
都会的な有名人らしさがあって素敵。
この人も別に悪人ではなく、ホンの傲慢さに手を焼いて彼を放り出してしまった(放り出し方は多少手荒いけど(笑))という、割とまっとうな心の持ち主(そもそも、記憶のないホンを助けてあげて雇ってあげているくらいだからね~)。
ホンに一言意見したいけど、あまりにホンの弁が立つから言えない…という表情をするのがよかった。
ひっとんのクリスティーナ・チャン。
しっかりした台詞回し、きびきびとした動作で、世界を魅了するスーパーアイドルになっても「ブレない女」って感じ!カッコいいなと思った。
今回は得意のダンスはあまりなかったんですが、お芝居だけでも茶目っ気とかアピール力を出せていて表情豊か。
今後、大きい立場になりますが、彼女ならばしっかりとこなしてくれるのではないかと期待してます!
アイリーンの両親。
みっきーのミッキー・チョウ(役名もミッキーだから、文字で書くとヘンな感じだ(笑))。
この作品のキーパーソンともいえる役ですが、栄光と挫折を繰り返すドラマチックな人生のシリアスさと、ちょっとした笑いの要素を上手く出してきて、みっきーにしか出せないような個性があると思いました。
はるこのエレノア・チョウ。
キャリアウーマンで、デキル女、カッコイイ女という雰囲気の中に、家族がバラバラになってしまったという翳りもにじませて好演。
はるこは今までもダンスや娘役らしさで舞台を牽引してきましたが、芝居の面でも大きく成長したなと思います。
このお話は設定が奇想天外なので、登場人物も多彩。
ホンの両親は、なんと人間じゃない!(笑)
ゆうちゃんさんの牛魔王。
お鼻が牛のようで、怖くなくてカワイイ。
奥さんの尻に敷かれっぱなしなのがまたカワイイ。
キュートでほわんとした雰囲気で、また新しいゆうちゃんさんを発見した感じ。
ゆずみさんの鉄扇公主。
牛魔王よりこっちのがよっぽどコワイ(笑)でもキレイ。
絵本の挿絵に出てくる中華系魔女そのままだなーと思いました。
あ、そういえば「ばしょうせん」って、昔、子ども向けの「西遊記」で見たな(たぶん、ひらがなで書いてあったと思うので、字が思い出せない…)。
ホンに困り果てる日光菩薩(レイラ)と月光菩薩(ひーろー)も可愛かったな。…って、なんで牛魔王様の付き人みたいになってるの~?(笑)
ちーくんの老虎。
職人気質なんだけど、役名よりも「じいちゃん」と呼ぶほうがしっくりくる親しみやすさもあり、こういう題材の漫画に出てくる「祖父」そのものといった感じ。
ホーカーズ育ちの若者たち。
アイリーンのいとこ・ニコラスのせおっちはちょっと呑気で純朴なご当地アイドル(シンガポールにもそんなのあるのか?)。
このグループ「パラダイス・プリンス」はイケメンわらわらなんですが、あざとくないのがいい。
そういえば、パラダイス・プリンスってどっかで聞いたことあるぞ(笑)。
パラダイス・プリンスのマネージャーでアイリーンの幼なじみタン・ヤンのくらっち。
アイリーンに負けず劣らずの男勝りで、この子はやり手だぞ~と思った(笑)。爽やかな笑顔が印象的です。
アイドルといえば、大金星グループのイメージキャラクターを務めるエクリプスも可愛い子揃い。マジで「アイドル」って感じ。
とくに、Cherry(マメちゃん)の表情が豊かで、つい見惚れてしまいました。
ホーカーズで働くレン(れんた)&マオ(ゆきじくん)。
二人とも退団者になってしまいましたが、ナイスコンビでとっても可愛い。
台詞言ってるとこはもちろんなんだけど、掃除してるとことか、「ホーカーズの日常」を何気なく演じてるのがキュートだし、男役として、キザるばかりではなく自然体で演じられるようになっていてさすがだなと思いました。
あ、そういえば、ホーカーズで働いてるわけではないけど、ニコラスの両親(レオくん&音寧ちゃん)の設定やキャラ造形も現代物らしくて面白かったな。
「料理の聖人」の司会は、「オーム・シャンティ・オーム」に出てきたインドのテレビレポーター、ヴィミーちゃん(なっちゃん)!どこまで出張してんねん(笑)明るくてお茶目で、マスコミらしい雰囲気も健在です。プロデューサー(しどりゅー)とのコンビで盛り上げてました。
あんるちゃんのキティ・ラウ。
イイ女系大女優。あんるちゃんはいつのまにか頼もしい存在になってて胸アツです。
アイリーンがホンに手作りクッキーをあげたのを知って、「焦げたクッキーなんてあざといわね」と言う台詞が面白いです。
りらちゃんのマダム・ヤン。
「美味しゅうございました」に笑ってしまう。
キャラ的には岸朝子さんというより、黒柳徹子さんがちょっと混じってる感じで(笑)身のこなしとかが面白かった。
それにしても、料理人も魔物も仏もアイドルもキャリアウーマンもビジネスマンも坊さんも出てくる舞台って超オモシロイ(笑)。
小柳先生には、どんなジャンルのお芝居であれ、これからもこういう勢いの良さを持って進んで行ってほしいなと思います。
熱い!雪組
「Music Revolution!」は、プログラムの作者言にもありましたが、重たい意味の「革命」ではなく、「みんなのパワーで殻を破るぞ!」みたいな感じ。
中村B先生お得意の団体戦術…と言ってしまえば実も蓋もないんですが(笑)、豪華でパワフルなショーで、暑い夏に負けない、熱い雪組の活力を感じます。
プロローグは、曲も衣装もハードめでカッコイイ。
銀橋の歌い継ぎで、ちょっとした芝居のニュアンスがあるのが面白いですね。
まったく台詞は発してなくて歌だけなんだけど、目とか動きで芝居してます。
だいもんとまあやちゃんとカチャの微妙な三角関係とかは見えてきますが、彩彩コンビが見つめ合ったりしてるのは何なんだ(笑)。なんか励ましたりしてるのかな?
で、その後の、カチャ&ひらめちゃん中心の場面。
ひゃ~、こっちがデレデレする(笑)。とくにカチャの手が「愛してる」って感じ!
次はアルゼンチン(?)の場面。
テーマはズバリ「革命」!
バラエティショーが多い中村B先生でこういう場面って珍しいんじゃないかな。
翔ちゃんのガウチョ姿がめっちゃカッコイイ!つかみはOKです(笑)。
ガウチョたち、恋人たちの情熱的なダンスがとてもいい。兵士たちの整然としたダンスと対比させていて面白いです。
…とか思ってたら、おーい、結末はどうなったんだー!「つづく」ってこと?(笑)
「Jazz Sensation!」はジャズの誕生をイメージした場面。
咲奈たちのダンスがスピーディーでカッコいい。
この作品は、どこか土の匂いのするような、原始を感じるような場面が多いんですが、そういうところが好きです。ペンキを垂らしたような模様の衣装も斬新。
それにしても、この場面から先、もう、ダンス!ダンス!ダンス!って感じですね(笑)。
「Classic World」は、クラシックの様々なアレンジ。
ポップスのようだったり、ラテンチックだったり、また、各曲に出ている人たちの雰囲気もそのたびに替わって面白い。
衣装も、男役女役ともにクラシカルな要素(ロココ風とか)を取り入れながら、それをカラフルに、おもちゃ箱チックに(笑)アレンジしていて、全体的に、現代っぽさ、ポップさが印象に残りました。
総踊りだったと思うけど、まなはるがカッコイイ!ダンスがキレッキレだぁー!レオくんと対になってるとこはもうウハウハでした(笑)。
つづく「Dance Revolution!」は、「カノン」のロックアレンジ。しかもハードロック系!
もう、ひとこたちのダンスがすごかったー!これは団体賞ものだと思います。
タイトルどおり限界をぶち破る毎日だったのではないでしょうか(笑)。
退団するはるなくんがここでガンガン踊っていて、大仰ではない素敵な花道だと思いました。
短い夏の花火のように中詰を打ち上げた後は、「Music is My Life」。
白の衣装で群舞…というと、どうしてもサヨナラ公演みたい、もしくは、将来的にサヨナラショーで使うためのストックみたいになってしまうんですが(笑)、今回はもう少し前向き。
なにより、歌がキャッチーで覚えやすく、これこそ宝塚メロディーだよね!と思います。
まあやちゃんの溌剌とした表情がいい。
総踊りの時に、だいもん&カチャ&あゆみちゃんが同期三人でキャッキャしてる(笑)。「退団者が相次いだけど、これからも三人で頑張ろう」ってことかな。
そしてフィナーレ。
もうフィナーレかあ…と思ってしまうくらいあっという間でした。
最初に綾ちゃんが出てきて「おっ!」となった。爽やかだねぇ~。
そうそう、中村B先生のフィナーレは、銀橋を渡ったり、いろいろあるから楽しいんだ(あんまりやるとこれもマンネリになっちゃうけど)。
ロケットは衣装も振付も非常に華やか。潤花ちゃんたちのダンスも華麗です。
黒燕尾の場面は、もうホント怖ろしいくらいに揃っていた!あれ、すっごいカッコイイよね。
エトワールは羽織夕夏ちゃん。
大人っぽさもある素敵な娘役さんですね。以前から歌が上手かったので、この人選は納得です。
あ~、それにしても、芝居でめっちゃ切なくなって、ショーでめっちゃ興奮して、心地よく疲れたな(笑)。
中村B先生お得意の団体戦術…と言ってしまえば実も蓋もないんですが(笑)、豪華でパワフルなショーで、暑い夏に負けない、熱い雪組の活力を感じます。
プロローグは、曲も衣装もハードめでカッコイイ。
銀橋の歌い継ぎで、ちょっとした芝居のニュアンスがあるのが面白いですね。
まったく台詞は発してなくて歌だけなんだけど、目とか動きで芝居してます。
だいもんとまあやちゃんとカチャの微妙な三角関係とかは見えてきますが、彩彩コンビが見つめ合ったりしてるのは何なんだ(笑)。なんか励ましたりしてるのかな?
で、その後の、カチャ&ひらめちゃん中心の場面。
ひゃ~、こっちがデレデレする(笑)。とくにカチャの手が「愛してる」って感じ!
次はアルゼンチン(?)の場面。
テーマはズバリ「革命」!
バラエティショーが多い中村B先生でこういう場面って珍しいんじゃないかな。
翔ちゃんのガウチョ姿がめっちゃカッコイイ!つかみはOKです(笑)。
ガウチョたち、恋人たちの情熱的なダンスがとてもいい。兵士たちの整然としたダンスと対比させていて面白いです。
…とか思ってたら、おーい、結末はどうなったんだー!「つづく」ってこと?(笑)
「Jazz Sensation!」はジャズの誕生をイメージした場面。
咲奈たちのダンスがスピーディーでカッコいい。
この作品は、どこか土の匂いのするような、原始を感じるような場面が多いんですが、そういうところが好きです。ペンキを垂らしたような模様の衣装も斬新。
それにしても、この場面から先、もう、ダンス!ダンス!ダンス!って感じですね(笑)。
「Classic World」は、クラシックの様々なアレンジ。
ポップスのようだったり、ラテンチックだったり、また、各曲に出ている人たちの雰囲気もそのたびに替わって面白い。
衣装も、男役女役ともにクラシカルな要素(ロココ風とか)を取り入れながら、それをカラフルに、おもちゃ箱チックに(笑)アレンジしていて、全体的に、現代っぽさ、ポップさが印象に残りました。
総踊りだったと思うけど、まなはるがカッコイイ!ダンスがキレッキレだぁー!レオくんと対になってるとこはもうウハウハでした(笑)。
つづく「Dance Revolution!」は、「カノン」のロックアレンジ。しかもハードロック系!
もう、ひとこたちのダンスがすごかったー!これは団体賞ものだと思います。
タイトルどおり限界をぶち破る毎日だったのではないでしょうか(笑)。
退団するはるなくんがここでガンガン踊っていて、大仰ではない素敵な花道だと思いました。
短い夏の花火のように中詰を打ち上げた後は、「Music is My Life」。
白の衣装で群舞…というと、どうしてもサヨナラ公演みたい、もしくは、将来的にサヨナラショーで使うためのストックみたいになってしまうんですが(笑)、今回はもう少し前向き。
なにより、歌がキャッチーで覚えやすく、これこそ宝塚メロディーだよね!と思います。
まあやちゃんの溌剌とした表情がいい。
総踊りの時に、だいもん&カチャ&あゆみちゃんが同期三人でキャッキャしてる(笑)。「退団者が相次いだけど、これからも三人で頑張ろう」ってことかな。
そしてフィナーレ。
もうフィナーレかあ…と思ってしまうくらいあっという間でした。
最初に綾ちゃんが出てきて「おっ!」となった。爽やかだねぇ~。
そうそう、中村B先生のフィナーレは、銀橋を渡ったり、いろいろあるから楽しいんだ(あんまりやるとこれもマンネリになっちゃうけど)。
ロケットは衣装も振付も非常に華やか。潤花ちゃんたちのダンスも華麗です。
黒燕尾の場面は、もうホント怖ろしいくらいに揃っていた!あれ、すっごいカッコイイよね。
エトワールは羽織夕夏ちゃん。
大人っぽさもある素敵な娘役さんですね。以前から歌が上手かったので、この人選は納得です。
あ~、それにしても、芝居でめっちゃ切なくなって、ショーでめっちゃ興奮して、心地よく疲れたな(笑)。